2008年04月06日

老兵は死なず。笑いながら無限の撤退戦を生き抜け

 うーす。帰ったよ、ぽたーじゅ君。

「お疲れ様です!出張の成果はありましたか?」

 うむ。色々と勉強になったよ。中国がアフリカで何をやっているか、とかね。ま、そのうち機会があれば話をするよ。次は寒い国に行く予定もあるしね・・・。

「お留守の間に質問が殺到して大変です!」

 しょうがないねえ。まとめて答えてあげましょう。バンバン読んでちょうだい。

「翻訳したゲームルールの和訳がひどい」

 昔よりまともになった。文句言わずに、基本的には英語読めよ!私が広めたいゲームはできるだけ自分で翻訳したいと思っているけど。それから、翻訳が正しいのにゲーム自体がひどいときもある。ゲームはいいけどルールブックがなってないときもね。本と同じだ。翻訳のいい愚書ほど虚しいものはないよ。

 編集者の方には、翻訳ミスより誤字、脱字の方が目立つので、一度は外部の人にチェックしてもらった方がいいんじゃないと提案しておく。

「ベテランゲーマーのウンチクが気に入らない」

 これも繰り返しになるが、場を考えないウンチクをだらだら言うダメベテランを含め、私はすべてのウォーゲーマーを応援する。それに、こんなのはゲーム界だけの話ではないでしょう。そういうベテランの口を封じるのに一番いい方法は、何でもいいからゲームをプレイすることだ。

「ヤフオクで高値でゲームを取引するのはけしからん」

 私も以前はそう思っていた。が、よく考えたら個人の勝手だよな。本当にゲームを愛している人だったら、そもそも手放さないわけだし。当事者間で値段の折り合いがつけばいくらで取引しようが関係ないよな。

 それにさ、儲けるって言ったって、どれくらいの利幅なんだよ。昔定価1万円だったビッグゲームを仮に3万円で売却して2万円の儲け。ボロもうけだけど、2万円だよ。たったの。

 申し訳ないけど、私はオークションの各種作業にかける手間ヒマを自分の仕事に費やした方がはるかに経済的利益を得られるんで。

「何か、そうやって売り手の値段設定を下げさせようとしているようにも見えますが」

 あ?分かった?ワハハ。次、行ってみよう。

「ゲーマーのブログがつまらない」

 これまた完全に大きなお世話の領域だね。つまらなければ見なければいいだけ、ほっとけばいいだけのはずなんだけどね。とは言え、面白くて内容のあるブログが増えるのはいいことなので、少しアドバイスしとこうか。

 無理に「面白いブログを書こう」とするのでなく、「自然体で面白くプレイして、その結果を素直に載せる」ことが大事だね。当たり前だけど。面白いプレイがあってこそ、記録に残したいと思うわけでね。プレイしてこそ疑問が生まれ、研究する意欲も生まれる。アクセスするプレイヤーも増える。

 それから、ゲーマーのブログやゲーム雑誌の記事を見ると大きく2パターンに分けられるね。一つは「自己陶酔型」もう一つは「過剰謙虚型」。両方がミックスされたのもある。

 前者は文章を書こうとする人には多少あって当たり前の要素だけどね。だいたい文章が長い人が多い。思い当たる人は本論と関係ない「ぜい肉」をそぎ落とすか、改行も多くして読みやすくするかした方がいい。達意の短い文章が一番難しいのはあらためて指摘するまでもないね。

 後者は人間的には尊敬に値するが、言い訳じみたことを書くのは無駄。プレイや研究の時間が少なくてなかなか結論じみたことを述べる自信がないのは分からなくもないが、ときには「俺はこう思う」とズバリ言い切ってもらいたい。批判を得てこそ人は育つ。

 いずれの場合も、コメント機能があるブログなら、よき助言者として筆者を育ててあげてほしい。

「自分のブログを棚に上げて、よくそこまで言えますね・・・」

 ん?何か言ったかね、ぽたーじゅ君。

「次行きます。このままではウォーゲームというホビーがすたれてしまう」

 何度言えば分かるかなあ。若い人が参加しないことより、自分が残り人生でどれだけのゲームをできるかの方を悩め。日々多忙でゲームができないと嘆くのは簡単だ。とは言え、通勤時間に電車の中でルールを読んだり、休日出勤で会社の留守番をしてるときにユニットを切ったり、プレイ時間を増やすためにやれることはいくらでもある。

 それに万が一、またウォーゲームのブームが来たからと言って、多忙な社会人ゲーマーのプレイ時間が増えるわけじゃないだろ。多少対戦相手の幅は広がるかもしれないけど。だいたいそんなこと言うようなロートルは若い人から煙たがれるだけで。

 断言しよう。もう現時点でウォーゲーマーの人は「死なない」。別の言葉で言えば、死ぬまでゲーマーでありつづける。途中で入ってくる補充兵の方が生きながらえるか心配だよ。「バンド・オブ・ブラザーズ」のように、カラヒーで特訓した古参兵の方が確実に長生きすると思うね。

 このブログを読んでくれてるような人は、「戦争のはらわた」のシュタイナー軍曹のように高笑いしながら末期戦を戦ってベルリンまで生き残れるよ。グデーリアンもマンシュタインもパンツアー・マイヤーもスコルツェニー、ホト戦後まで生き残った。戦う意思さえもっていればウォーゲーマーとして天寿のをまっとうできる。

 瀬島龍三、坂井三郎なんか最近まで生きていた。源田実と辻政信は国会議員までやった。牟田口廉也だって長生きしたよ。

「マルセイユやビットマンは戦死してますが?」

 たとえ話なんで、あんまりこだわらないでくれたまえ。ちょっと脱線したけど、「老兵は死なず」ということだよ。ウォーゲーム界が無限の撤退戦に入っているのはみんな分かっているさ。でも、今残っているのは、そういう状況を客観的に理解して、自らの立場で戦い続けられる人ばかりだと思う。

 そんなことより、明日、世界が滅びるとしたら、どんなゲームをするかを考えておいた方がいい。私はオペレーション・タイフーンだね。

「本当に滅びるんならゲームどころでないのでは?」

 まあ、そういう人の方が多いだろうね。だが、例え世界が明日滅びるとも、私はオペタイをセットアップする。

「こんがらがってきたので、そろそろ締めの言葉を・・・」

 ウォーゲームが滅びるとか悩んでいる者は悔い改めよ!左のゲームが絶版なら、右のゲームをプレイせよ!裁きの日は近い!

「何か駅頭の宗教団体みたいになってますよ!」
posted by 鮫形鐘一郎 at 22:29| (カテゴリなし) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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