2009年06月12日

宝くじで3億円を当てるには

 久しぶり。鮫形鐘一郎だ。日本も世界も大変な時代に突入しようとしてるけど、全国のウォーゲーマーはつつがなくプレイできているだろうか。諸兄の健勝を切に願っているよ。

 「何か最近、変なお便りが多いんですよ」

 ほう。どういう風にかね。ぽたーじゅ君。

 「宝くじで3億円当てるにはどうしたらいいでしょうか」

 何だそりゃ。

 「鮫形さんなら分かるんではないかと・・・」

 ぽたーじゅ君。私が宝くじを絶対買わないのは知っているよね。

 「ええ。年末ジャンボで行列ができたニュースを見るたびに怒ってますね」

 よく当たるとかいう売り場に並んで買う人の気が知れないからね。全国どこで買っても当たる確率は一緒だぞ!いちいち私が説明するまでもなく。

 ただ、こういうのは頭の体操として格好の題材なので、ちょっと考察してみようか。ウォーゲームの作戦研究にも役立つよ。

 「本当ですか!結構、読者は注目しますよ!僕もメモしなきゃ!」

 ウサギのくせに君も欲深だね・・・では基礎的なデータを確認しよう。日本の一般的な宝くじの寺銭は何%か知ってるかい。

 「確か50%ぐらいですね」

 正確に言うと50%を越えてるんだが、今回は簡単に50%で話をするよ。つまり、集めたお金の半分が当せん金として支払われる。宝くじの総売り上げが100億円だとすれば、50億円が賞金に回されるわけだ。

 「当たり本数が途中で増える場合もありますよ」

 あれは予約券で当初予測より売り上げが増えそうになった場合だけ。当せん確率は基本的に変わらないよ。つまり全体の期待値は0.5だ。したがって、冒頭のお便りへの回答はこうなる。3億円を当てるには6億円分の宝くじを買えばだいたい大丈夫。完璧な答えだね。

 「あの・・・すいませんが、それでは到底、読者が納得しないと思われます」

 まあ、そうかな。ではゲーマーになじみのあるダイスを使って考え直してみよう。全体で2億円発売されて1億円1本が当たる宝くじは、2000万円を払って十面ダイスを1回振ることができ、「1」が出たら1億円がもらえるゲームに置き換えられる。別の言い方をすれば「1から10まで書いた紙を2000万円払って1枚ずつ取るゲーム」だ。

 「はい。10回振れば確率的に1回ぐらいは1が出ると。つまり2億円使えば普通は1億円が1回当たっておかしくない」

 こういう宝くじが定期的に発売されて、毎回1回だけダイスを振るケースを想定してみよう。最初の1回で1が出れば、8000万円の黒字ね。普通はもう宝くじを買わなくなるでしょう。いわゆる「勝ち逃げ」だね。

 この当たった瞬間に買うのをやめる勝ち逃げに着目してみよう。では質問。この1億円が1本だけ当たる宝くじで勝ち逃げないしは収支トントンにできる確率は?

 「えーと。1億円分買うまでに1億円当てればいいとなると、50%ですね」

 正解だ。どうかね。ぽたーじゅ君。宝くじというのは、結構勝ち逃げできるゲームなんだよ。ほぼ同じような宝くじが定期的に発売されて購入者数にも大きな変動がなければ、という前提条件ならね。ちょっと見方が変わった?

 「なるほど。でも一度に2000万円も宝くじを買うような人はあんまりいませんよ」

 そうだね。ここからちょっと親切になろうか。ダイスを置き換えて考えていこう。これは200万円を払うと百面体ダイスを1回振って1が出れば1億円もらえるゲームとも考えられるね。20万円だと千面体ダイス、2万円だと1万面体ダイス。もちろんそんなダイスはないけど、ゲーマー諸兄なら意味は分かってくれるでしょう。

 では平均的な日本のサラリーマンが1億円1本が当たる宝くじを毎回2万円買うケースを想定してみよう。つまり一万面体ダイスを振る権利を1回得る。この場合、5000回振るまでに1が出て1億円が当たれば勝ち逃げ成功だ。ぽたーじゅ君、1万面体ダイスを5000回振って少なくとも1が1回出る確率は?

 「2分の1です」

 その通り。確率は万人に平等だ。しかし、年に2万円しか宝くじを買わなければ、5000年かかってしまう。20万円でも500年。年間200万円でようやく50年。現実的な人生の間にチャンスがめぐってくる確率が2分の1になる。

 「年間200万円買う人もあんまりいないと思いますけど・・・」

 まだ実感がわかない人のために、WEB宝くじシミュレーターを紹介しておく。1億円近く買い続けると、回収率は40%台で安定するはずだ。

 「やってみると、なかなか勝ち逃げできないような気がしますよ」

 そうかもね。理屈として宝くじが40〜50%の確率で勝ち逃げできるゲームなのは間違いないが、当せん金額が高額だと、結局その最高賞金に当たらないと勝ち逃げにならない場合が多い。詳しく説明しないが、当せん金額の配分でそうなる。したがって実際は、宝くじをほぼ1等の賞金額と同じくらい買わないとプラスにならないだろう。別の言い方をすれば、コツコツ宝くじを買って、1等が当たったときに黒字になっている人は2人に1人ぐらい、ということだね。

 「宝くじでもうかるのは金持ちだけという話を聞いたことがあるけど、ちょっと分かった気がします」

 そうね。だから毎回宝くじで200万円も買うような金持ちが、全国で何人いるか分からないけど、そういう人がわりと早期に百面ダイスで1を出すことはあるよね。最終的に最高賞金額と同じくらいの賭け金を出せる人にとって宝くじは丁半バクチに近くなっていくけど、そうでない庶民にとっては事実上、お金をどぶに捨てるのと同義ということだ

 「それでも宝くじは買わなければ絶対に当たりませんよ!」

 そう思っている人はご自由にどうぞ。ただ普遍の真理として、確率は万人に平等だ。自分だけが特別と思う方が間違っている。私が宝くじを買わないのは、この「何も努力してないのに自分だけ特別と思う」感覚が嫌いだからなんだよ。

 ではまとめると、鮫形流宝くじ必勝法は@買わない。たとえば宝くじを2万円買おうとした人が忙しくて買えなかったとする。それだけで1万円のプラス。完璧な必勝法だ。Aとにかくコツコツ買い続ける。3億円当てたい人はトータル3億円になるまで宝くじを買い続ければ、ほぼ40〜50%の確率で黒字になる。このどちらかだ。

 「あのー、もうちょっと読者のためになるお話を」

 私が教えられるのは「人生の時間を無駄にしない宝くじの買い方」だね。

 「そういうのをお願いしますよ!」

 簡単だ。バラで買って、下二桁を同じ数字にそろえるんだ。たとえば10枚買うときに全部下二桁を「77」にする。こうすれば当せんを確認するときに、新聞の当せん欄を流し読みして下二桁に77がなければすぐ全部ハズレと分かる。何百枚買っても確認に10秒とかからないね。それと、末等が当たったときは全部が当たりだから換金に行く気になるでしょ。1枚だけだとわざわざ換金するのもあほらしいだろうから。バラで2桁そろえるのが面倒なら下一桁だけ同じ数字にしても十分。

 「うーん。多少は役に立つ話ですかね。でも、ウォーゲームの研究にはどう役立つんで?」

 直接は役立たないけど、頭の体操をすることと、確率をいろんな角度から当てはめて考察することが有益なんじゃないかと思ったんでね。一見合理的な作戦でも、実は確率的に無意味だったりすることがよくあるから。逆に一見無意味でも、よく考えると合理的な作戦もある。

**********

 というわけで私はPGGのソリティアの続きをやるよ。最近は倹約しててビールでなく「●とホッ●」をゴキュゴキュ・・・平地で守るソ連軍アントライド2個スタックにドーン!あれ?オーバーランしたら2回連続1:2だー!しかも2回ともAEでドイツの装甲師団が飛んじゃったよー。

 「平地でもソ連軍歩兵が2ユニットあれば十分ありうる話でしょ」

 いやー。でもその前に森にこもったスタックが3個とも8戦力だったからさあ・・・。

 「結局、鮫形さんも自分だけは特別だと思っているから無謀な攻撃をしてるんじゃないですか!」
posted by 鮫形鐘一郎 at 01:03| (カテゴリなし) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月07日

ゲーマー諸兵に告ぐ!松明を高く掲げよ!

 うーむ。50型プラズマテレビとブルーレイプレイヤーを買ったのはいいけど、従来のDVDの映像がボンヤリしちゃってイマイチなんだよなあ。果たして今後アプコン機能が改善するのか。結局、全部ブルーレイに買いなおさないといけないのか。WOWOWのデジタルは画像は悪くないけど音がイマイチ。いろいろ悩むねえ・・・。

 おや、ぽたーじゅ君もコマンドマガジン74号を読みながら悩んでいるね。

 「鹿内氏が『ゲーマー諸兵に告ぐ』で言っていることが、分かるようでよく分からないんです。僕も自分のできることは何かないかなと考えたんですけど・・・」

 偉いね。私の悩みよりずっと上等だ。もう去年の号だけど、これは非常に重要な話だから詳しく説明しよう。ぶっちゃけ言えば、新しいゲームをデザインする人がいないんだよ。人材不足。だから少しでもやる気がある人はゲームをデザインしてほしいということ。これが第一点。

 ただ、私もそうだけど、ゲームをデザインする意欲も能力も時間もない人が多数なのも事実だ。そういう人たちはどうすべきか、ということが問われているわけだ。鹿内氏は「価値基準を明確にして発言せよ」と言っている。大事なのはここだ。

 忙しい社会人のために短時間で終わるゲームがいいのか、床の間に飾っておきたいからビッグゲームをつくってほしいのか。なるようにしかならないヒストリカル重視のゲームがいいのか、面白いけれども史実の展開とは違うゲーム性重視の作品がいいのか。展開はゲーム的でも視点は当時の指揮官の立場を忠実に再現しているとか。色々な基準があるね。具体的な嗜好で言えば、戦艦同士が架空戦でいいからバンバン打ち合うゲームとか、歩兵戦の超精密シミュレーションとか。ゲーマーそれぞれが思うところあるだろ。

「ちなみに鮫形さんが求めるゲームは?」

 ドイツ軍の装甲師団がガンガン機械化移動でオーバーランしていくゲーム。極めて旗幟鮮明だろ。

「うーん。まあ、そういうことでいいんですかね・・・」

 私なりに鹿内氏の言わんとすることを解釈すると「狭い世界なんだから消費者としてクレームつけるばっかりじゃなく、ウォーゲーム界が少しでも生きながらえるためにもうちょっと協力してよ」ということだと思うんだけどね。生徒会の役員のなり手のいない高校や、管理組合の理事選びに苦労するマンションとかと同じレベルで、長老たる鹿内氏が協力を呼びかけたということなんじゃないの。

 今のウォーゲーム界は、生産者と消費者が明確に区別できない状況なんだよ。プロとアマが明確でないと言ってもいいかな。さらに言えば、消費者が生産者の一部を代行してあげないと業界そのものが持たない状況にある。

「アルビン・トフラーの言う生産消費者を目指せということですね」

 おお!君も難しい本を読んでるね!ゲームが出るたびに少なくないエラッタや誤植がある。はっきり言って、一般の商品では考えられないぐらいだよ。みんなそのことに怒りを抱いたり、あきれたりしながらも、どこかで「まあしょうがないかな」と思っている。

 それは生産する側に怠慢はあっても悪意はないことが共通認識であるからだ。利益の追求だけではやっていないことはみんな分かっている。幸いインターネット時代で、素人の有志が協力してあげることは結構できるし、実際そういう例はあるよね。テストプレイを一部有志がやったりとか、雑誌の記事を書いたりとか。報酬もボランティア程度でね。まさに生産消費者としてゲーム界に貴重な富を蓄積している。

 私はゲームをデザインする気はないけど、プレイヤーとしては深くコミットしたいね。

「あれ?僕は鮫形さんが若かりしころつくったゲームを持ってますよ」

 あー!何でそんなもんを持っているんだ!ま、これはこれで面白いっていう自信はあるけどね・・・。

 話を戻して、私としては翻訳のお手伝いとか、こうしてブログで何か書くとかで、ささやかながら貢献していきたいと思う。

「僕にできるのはせいぜいゲーム雑誌を定期購読するぐらいかなあ」

 出版社に都合の良い結論で申し訳ないが、時間がなくて金銭的には多少の余裕がある多くの社会人ゲーマーが貢献できる方法は、そういうことになるんじゃないかな。後は不定期でも構わないからブログで発信しつづけるとか。ゲームをする時間はなくても例会に顔だけ出すとか、飲み会だけ出るとか。少しでもウォーゲーム界を支えようという気持ちがあれば、それなりに行動できる。

 強引にまとめると、ウォーゲームというホビーを守るために、みなさん小さなことでも、できることをコツコツやってください、が結論かな。ただ、一番大事なのは心から楽しいと思えるゲームを細々とでもいいからプレイしつづけることだ。

 極端なことを言えば、ソリティアであっても構わない。ウォーゲーマーの心に「誰が何と言おうと俺はこれが面白いんだ」という灯火がともっている限り、このホビーは必ずや生き続ける。ただ、それだけでは不十分だと鹿内氏は言っているわけだ。自らとゲーム界のために松明を高く掲げよとね。

「何か分かったような分からないような。今回の連載も終わりなんで最後に読者に贈る言葉を」

 そうね。今回はやはり鹿内氏に敬意を表して「見敵必戦」を世のウォーゲーマー諸兄に贈ろう。この言葉を誤解しないでほしい。漫然と日々暮らして、たまたま敵を見つけたら逃げずに戦う、という意味じゃないからね。自ら能動的に戦場、すなわちプレイしたいゲームを決めて、その上で敵、つまりプレイする相手を探して戦うということだからね。

 そして、これこそが究極の「必勝法」だ。単にゲームで相手に勝つということではなく、自らの「芸夢人生」に勝利するという意味でね。問題意識の高いゲーマー同士は必ず「出会う」。これを読んでいる腕自慢の諸兄、あるいは誰もプレイしないマニアックなゲームの愛好家とも、きっといつか対戦できる日が来ると私は信じている。

*****

 さて、時間が途中やや空いたが、予定の5回が終了した。今回も最後まで読んでいただいた諸兄にあらためて感謝したい。

 私がお願いしたいのは、以前にも書いたとおり。このブログを読んで自分の心に浮かんだ感情、気持ちと素直に向き合ってほしいということだ。それこそが自分の最も望むもの、あこがれるもの、恐れるもの、ねたむもの、忘れていたもの、忘れたいもの、あるいはもっと別の何か、だろうから。それを直視して、一人で掘り下げる作業を続けることこそ、ウォーゲーマーとして、さらに一歩進む道だと信じている。

 と言うわけで、最後に一曲・・・

「今度はキーボードを弾くんですか!」

 孤独に戦い続けるウォーゲーマーたちに贈る応援歌だよ。本当は吉●拓●バージョンの「●ァ●ト」の方があってる気もするけど、辛気臭いのでこっちにした。

「このイントロはT●KI●の・・・」

 違うよ!●島●ゆきバージョンに決まってるだろ。ぽたーじゅ君も電子パーカッションぐらいやりなさい。

「♪シャララーン。あ、僕にもできる。では今回はYou Tubeを見ながらお別れです。リンクが切れてたらすいません。では、またお会いできる日を楽しみに・・・」
posted by 鮫形鐘一郎 at 00:27| (カテゴリなし) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月06日

老兵は死なず。笑いながら無限の撤退戦を生き抜け

 うーす。帰ったよ、ぽたーじゅ君。

「お疲れ様です!出張の成果はありましたか?」

 うむ。色々と勉強になったよ。中国がアフリカで何をやっているか、とかね。ま、そのうち機会があれば話をするよ。次は寒い国に行く予定もあるしね・・・。

「お留守の間に質問が殺到して大変です!」

 しょうがないねえ。まとめて答えてあげましょう。バンバン読んでちょうだい。

「翻訳したゲームルールの和訳がひどい」

 昔よりまともになった。文句言わずに、基本的には英語読めよ!私が広めたいゲームはできるだけ自分で翻訳したいと思っているけど。それから、翻訳が正しいのにゲーム自体がひどいときもある。ゲームはいいけどルールブックがなってないときもね。本と同じだ。翻訳のいい愚書ほど虚しいものはないよ。

 編集者の方には、翻訳ミスより誤字、脱字の方が目立つので、一度は外部の人にチェックしてもらった方がいいんじゃないと提案しておく。

「ベテランゲーマーのウンチクが気に入らない」

 これも繰り返しになるが、場を考えないウンチクをだらだら言うダメベテランを含め、私はすべてのウォーゲーマーを応援する。それに、こんなのはゲーム界だけの話ではないでしょう。そういうベテランの口を封じるのに一番いい方法は、何でもいいからゲームをプレイすることだ。

「ヤフオクで高値でゲームを取引するのはけしからん」

 私も以前はそう思っていた。が、よく考えたら個人の勝手だよな。本当にゲームを愛している人だったら、そもそも手放さないわけだし。当事者間で値段の折り合いがつけばいくらで取引しようが関係ないよな。

 それにさ、儲けるって言ったって、どれくらいの利幅なんだよ。昔定価1万円だったビッグゲームを仮に3万円で売却して2万円の儲け。ボロもうけだけど、2万円だよ。たったの。

 申し訳ないけど、私はオークションの各種作業にかける手間ヒマを自分の仕事に費やした方がはるかに経済的利益を得られるんで。

「何か、そうやって売り手の値段設定を下げさせようとしているようにも見えますが」

 あ?分かった?ワハハ。次、行ってみよう。

「ゲーマーのブログがつまらない」

 これまた完全に大きなお世話の領域だね。つまらなければ見なければいいだけ、ほっとけばいいだけのはずなんだけどね。とは言え、面白くて内容のあるブログが増えるのはいいことなので、少しアドバイスしとこうか。

 無理に「面白いブログを書こう」とするのでなく、「自然体で面白くプレイして、その結果を素直に載せる」ことが大事だね。当たり前だけど。面白いプレイがあってこそ、記録に残したいと思うわけでね。プレイしてこそ疑問が生まれ、研究する意欲も生まれる。アクセスするプレイヤーも増える。

 それから、ゲーマーのブログやゲーム雑誌の記事を見ると大きく2パターンに分けられるね。一つは「自己陶酔型」もう一つは「過剰謙虚型」。両方がミックスされたのもある。

 前者は文章を書こうとする人には多少あって当たり前の要素だけどね。だいたい文章が長い人が多い。思い当たる人は本論と関係ない「ぜい肉」をそぎ落とすか、改行も多くして読みやすくするかした方がいい。達意の短い文章が一番難しいのはあらためて指摘するまでもないね。

 後者は人間的には尊敬に値するが、言い訳じみたことを書くのは無駄。プレイや研究の時間が少なくてなかなか結論じみたことを述べる自信がないのは分からなくもないが、ときには「俺はこう思う」とズバリ言い切ってもらいたい。批判を得てこそ人は育つ。

 いずれの場合も、コメント機能があるブログなら、よき助言者として筆者を育ててあげてほしい。

「自分のブログを棚に上げて、よくそこまで言えますね・・・」

 ん?何か言ったかね、ぽたーじゅ君。

「次行きます。このままではウォーゲームというホビーがすたれてしまう」

 何度言えば分かるかなあ。若い人が参加しないことより、自分が残り人生でどれだけのゲームをできるかの方を悩め。日々多忙でゲームができないと嘆くのは簡単だ。とは言え、通勤時間に電車の中でルールを読んだり、休日出勤で会社の留守番をしてるときにユニットを切ったり、プレイ時間を増やすためにやれることはいくらでもある。

 それに万が一、またウォーゲームのブームが来たからと言って、多忙な社会人ゲーマーのプレイ時間が増えるわけじゃないだろ。多少対戦相手の幅は広がるかもしれないけど。だいたいそんなこと言うようなロートルは若い人から煙たがれるだけで。

 断言しよう。もう現時点でウォーゲーマーの人は「死なない」。別の言葉で言えば、死ぬまでゲーマーでありつづける。途中で入ってくる補充兵の方が生きながらえるか心配だよ。「バンド・オブ・ブラザーズ」のように、カラヒーで特訓した古参兵の方が確実に長生きすると思うね。

 このブログを読んでくれてるような人は、「戦争のはらわた」のシュタイナー軍曹のように高笑いしながら末期戦を戦ってベルリンまで生き残れるよ。グデーリアンもマンシュタインもパンツアー・マイヤーもスコルツェニー、ホト戦後まで生き残った。戦う意思さえもっていればウォーゲーマーとして天寿のをまっとうできる。

 瀬島龍三、坂井三郎なんか最近まで生きていた。源田実と辻政信は国会議員までやった。牟田口廉也だって長生きしたよ。

「マルセイユやビットマンは戦死してますが?」

 たとえ話なんで、あんまりこだわらないでくれたまえ。ちょっと脱線したけど、「老兵は死なず」ということだよ。ウォーゲーム界が無限の撤退戦に入っているのはみんな分かっているさ。でも、今残っているのは、そういう状況を客観的に理解して、自らの立場で戦い続けられる人ばかりだと思う。

 そんなことより、明日、世界が滅びるとしたら、どんなゲームをするかを考えておいた方がいい。私はオペレーション・タイフーンだね。

「本当に滅びるんならゲームどころでないのでは?」

 まあ、そういう人の方が多いだろうね。だが、例え世界が明日滅びるとも、私はオペタイをセットアップする。

「こんがらがってきたので、そろそろ締めの言葉を・・・」

 ウォーゲームが滅びるとか悩んでいる者は悔い改めよ!左のゲームが絶版なら、右のゲームをプレイせよ!裁きの日は近い!

「何か駅頭の宗教団体みたいになってますよ!」
posted by 鮫形鐘一郎 at 22:29| (カテゴリなし) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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